引っ越し先を選ぶ基準
東京で、けっこう長く一人暮らしをしていました。
その間に、3〜4回は引っ越ししたと思います(苦笑)。
とくに「引っ越し好き」な訳ではないのですが、
いつも気がつくと「引っ越ししなければならない」
気分になっているのです(笑)。
わたしは、どちらかというと、
街の中心部に近い、大規模マンションや、
交通の便が良い「新興住宅地」みたいな場所は、
好きではありません。
とくに郊外の「新興住宅地」は、
同じような形と大きさの家が、同じように区画された土地に、
まるで「おもちゃ」のようにたくさん並んでいますよね。
あの「同じものが並ぶ」風景が、
どうも生理的に苦手なんだと思います(涙)。
関西地方の、古くから残る町で、わたしは生まれ育ちました。
そこには、築100年くらい経ちそうな木造住宅から、
新築マンション、神社やお寺、
古い商店街や、歴史ある学校、公園や墓地などなど…
狭い地域の中に、あらゆる建物が入り交じっていて、
住民も、多様性に富んでしました。
そんな町が、自分の「原風景」としてあるため、
同じような家が並んでいるだけの風景は、
「人のぬくもり」が感じられないのです。
大規模な「高層マンション」や「公団」みたいな住宅も、
そんな場所に住んだ事がないため、
どうも落ち着きません(苦笑)。
一度、超高層マンションの上層階に住んでいる、
友人のお宅に招かれました。
最初は「高い〜!景色サイコ〜!!」と
大はしゃぎだったのですが(苦笑)、
1時間もすると、どうにも気分が落ち着かなくなってしまいました。
「高過ぎる」その窓からの風景を見ていると、
なんとも不安な気分になってしまうのです。
わたしはぜんぜん「高所恐怖症」ではないのですが、
住む場所となると、違うみたいです(苦笑)。
そこにもやはり「人のぬくもり」が
まじかで感じられない気がしました…。
結局、どんな場所に引っ越しをしたいかと考えたとき、
無意識的に「自分の生まれ故郷」を、
基準にしてしまっているような気がします…